ウィルグループと資本業務提携を締結

建設業界における慢性的な人手不足の解決に向け、パートナーシップを強化

株式会社ROXX(本社:東京都新宿区、代表取締役:中嶋汰朗、以下 ROXX)は、2024年5月13日、株式会社ウィルグループ(本社:東京都中野区、代表取締役社長:角裕一、以下ウィルグループ)と資本業務提携を締結したことをお知らせいたします。

労働人口の減少と少子高齢化の加速を背景に、製造・小売・警備・運輸・飲食・医療業界などのいわゆる“ノンデスクワーカー”市場における人手不足が深刻化しており、建設業界においても現役世代の減少と若者離れといった課題を抱えているのが現状です。

こうした課題を解決するべく、建設領域の派遣事業の拡大を中期経営計画の主戦略の一つとして掲げるウィルグループと資本業務提携を締結する運びとなりました。

ウィルグループでは、グループ会社である株式会社ウィルオブ・コンストラクション(以下ウィルオブ・コンストラクション)において、土木/建設施工管理技士を中心とした人材サービスおよび施工管理技士に特化した転職情報サイト『施工管理求人ナビ』( https://sekokan-navi.jp/ )や建設メディア『施工の神様』( https://sekokan-navi.jp/magazine/ )を展開しています。

ROXXでは、雇用のミスマッチをテクノロジーで解決するHRテックカンパニーとして、主要事業の未経験の求職者のための正社員転職プラットフォーム『agent bank』( https://agent-bank.com/ )やオンライン完結型リファレンス/コンプライアンスチェックサービス『back check』(https://site.backcheck.jp/ ) を開発・運営しています。

本締結により、建設業界の慢性的な人手不足の解決に向けて、パートナーシップを強化するとともに、ROXXでは引き続き『agent bank』と『back check』の開発・運営を通じて、国内転職市場におけるインフラとなることを目指してまいります。

【本提携で予定している施策】

今回の資本業務提携にて予定している施策は下記となります。

  • 建設領域における社員採用の強化
  • 採用した社員の定着率向上に向けた取り組み
  • AIを活用した面接による採用プロセスの改善

【コメント】

株式会社ウィルグループ 代表取締役社長 角裕一氏

この度は出資の機会を頂戴し、大変嬉しく思います。ROXX社は既に当社の社員採用において重要なパートナーです。資本業務提携を締結することで、建設業界で働く未経験層の採用を更に加速化させるだけでなく、定着率向上にむけた採用プロセスの改善などを両社でタッグを組んで取り組んでまいります。私たちの取り組みを通じて、これから社会に出ていく若年層のキャリア支援と企業の人手不足解消に更に貢献できると考えております。共に成長し、共により一層の価値提供をしていけるよう尽力してまいります。

株式会社ROXX 代表取締役 中嶋汰朗

私たちにとって大切なパートナーであるウィルグループ社とのお取引が、このような形で資本業務提携として発展しますことを心から光栄に思います。労働人口の大幅な減少に伴い、人材確保の企業間競争が顕著となるのみならず、建設業界をはじめとするAIなどに代替しにくい業界における人材価値が今後高まっていくことから、志を同じくするウィルグループ社とのパートナーシップを強化し、人手不足の解消と所得向上に尽力してまいります。